効果が有り? マイナスイオン効果は嘘 !?  

スポンサーリンク
スポンサーリンク

森林浴 マイナスイオン 嘘
一般的に信じられているような効果は誇大な表現だと思っていた「マイナスイオン効果」について、とあるブログを見ていてたらマイナスイオン効果は嘘だと書いてあった。
まぁ 科学的な根拠的なものは書いていなかったがかなり気になったので マイナスイオン効果について調べた。

マイナスイオン とは?

マイナスイオンは、大気中に存在する負の電荷を帯びた分子の集合体である。
主に空気中の過剰電子によりイオン化した大気分子の陰イオンを表す用語である。大気電気学では、健康問題に関する際に負イオンをこのように呼ぶ。
専門的には通常は空気マイナスイオンと呼ばれる。

家電メーカーの定義
2003年には、家電メーカー13社は「空気中の原子や分子が電子を得てマイナスに帯電したもの」というほぼ共通した定義を回答している。
回答した13社(社名は当時)は、松下電器産業、松下電工、三洋電機、三洋エアコンディショナーズ、日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション、富士通ゼネラル、東芝コンシューマーマーケティング、東芝キャリア、三菱電機、シャープ、コロナ、タイガー魔法瓶、象印マホービンである。

マイナスイオンブーム
1990年代後半から、マイナスイオン商品は散発的に販売されていたが、ブームのきっかけは1999年から2002年にかけて、テレビの情報バラエティ番組「発掘!あるある大事典」がマイナスイオンの特集番組を放送したことであった。
番組ではマイナスイオンの効能が謳われ、ブームに火がつき、マイナスイオンは2002年の流行語となった。

マイナスイオン効果とされるもの
・ストレス軽減効果
・リラックス効果
・自然治癒力の向上
・空気環境の改善
・生魚・生肉・野菜・青果などの鮮度保持効果

マイナスイオン効果って効くのか?

安井 至 国際連合大学名誉副学長(東京大学名誉教授。製品評価技術基盤機構(NITE)理事長。)や 菊池 誠大阪大学大学院理学研究科物理学専攻及び同大学サイバーメディアセンター教授らはその宣伝方法や効果について懐疑的な立場であり、健康効果についてニセ科学とした。

2003年に国民生活センターが実施したアンケートに対して、マイナスイオン推進側の中江茂は「人体への効果との因果関係については、1970年以降400編近い論文が発表されている。ただ、分子レベルのメカニズムが解明されていないが、その大部分は効果ありとする論文であり、客観的には有益であると考える」と述べた。一方、懐疑側の安井至は「無効とする論文も多く、マイナスイオンと人体への効果との因果関係は十分に究明されていない。オゾンや湿度などの効果ではないという検証も不足している上に絶対量があまりにも少ない」と主張している

ニセ科学とつきあうために
菊池誠 (大阪大学サイバーメディアセンター)

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/texts/nisekagaku_note2017.pdf

日本でよく知られたニセ科学の例としては、マイナスイオンは体にいいというものがあります。みなさんの家にもマイナスイオンを出すヘアドライヤーや空気清浄機などの家電品がひとつくらいはあるかもしれませ ん。以下では代表的なニセ科学をいくつか見てみましょう。その過程で「どういう意味で科学ではないのか」 と「科学的な見かたとはどういうものか」を考えていきます。 なお、ここではあくまでも「一般の人からは科学に見える」ものを対象として考えます。関連する問題としては、超常現象やオカルトなどがあります。それはそれで重要な問題ですが、科学と間違えられることはないと思うので別扱いにします。とはいっても、その境界は決してはっきりしたものではありません。

(略)
 コロナ放電式の装置は確かに空気中の分子を帯電させてイオンを作ります。それによって塵を集めたり静電気を取り除く効果はたしかにあります。たとえば、冷蔵庫内部の除菌に使うなどは意味のある応用先かもしれません。
しかし、だからといって、「吸い込んだら身体によい」という根拠はありません。集塵できることと、いわゆる「マイナスイオンは身体によい」ということとは別の話です。また、コロナ放電で発生するものは、酸素ラジカルや硝酸イオンと考えられます。
これらが 「身体によい」というのはあまりありそうになく、どちらかといえばむしろ身 体に悪そうです。実際には、発生するイオン量があまりにも少ないため身体にはほとんど影響しないでしょう。
宣伝などでは 1cc あたりのイオン量を数万個などと誇らしげに謳っていますが、そんなに少ない量で影響があるとは、まず考えられません。まさに「毒にも薬にもならない」わけです。

 実はマイナスイオン商品を開発した大手家電メーカーもその効果にまったく確信を持っていなかったことが、AP通信社のインタビューや毎日新聞の「理系白書」で明らかになっています。また、大気中のイオンの専門家で、マイナ スイオン推進派でもある小川俊雄氏は、〇三年に出版された大気電気学の専門書の中で、マイナスイオンの効果は(プラスイオンが身体に悪いかどうかも含めて) これからの課題だとはっきり書いています。

つまり、マイナスイオンは最大限好意的に捉えたとしても「科学的にはまだ検証されていないもの」としか評価できないものだったわけです。それをあたかも科学的根拠があるかのように売るのではニセ科学と呼ばれてもしかたないでしょう。

 現在は、マイナスイオンに代わってさまざまな名前のイオン商品が売られてい ます。発生法を特定したり、「吸い込むと健康にいい」という効能を期待させなく なったのはいいことです。ただ、家庭環境とはかけ離れた非常に極端な条件での実験をもとに、「インフルエンザ・ウィルスが死滅」などの宣伝がされているのは問題です。家庭内で普通に使用したらどうなのか、それがきちんと確かめら なくてはならないはずです。

2003年(平成15年)になると景品表示法が改正され、商品の表示に対しては合理的な根拠が要求されることとなった。

法施行後、大手家電はマイナスイオン家電のパンフレットから効果効能の記述を削除し、そして販売自体が中止されたマイナスイオン家電も多く出た。
2003年(平成15年)、国民生活センターは、マイナスイオンを冠した商品すべてに科学的に健康効果が実証されているわけではないと報告している

結果・現状
 国民生活センターのPIO-NETへ寄せられるマイナスイオンに関連する相談は、1997年度以降増加し、過去6年間では1425件に上り、2002年度では714件(前年度324件)。商品は、布団類から家電品類等まで、いろいろな商品に対して幅広い年齢層から相談が寄せられ、その内容は、マイナスイオンの「効能・効果」関するものが多かった。消費者へのアンケート調査の結果から、多くの消費者はマイナスイオンの言葉は知っており、人体へのリフレッシュなどの効果を期待していた。しかし、商品を使った消費者は、実感として効果が分からないという人が相当数いた。一方、事業者へのアンケートの結果から、「家電品類」や「衣料・寝具類」を中心に回答が寄せられたが、それを見ると、マイナスイオン商品といってもすべてに効果を謳っているものではなかった。また、マイナスイオン商品といっても、マイナスイオン発生量の測定は公的には確立されているものではない中で、それぞれの事業者が独自の方法で測定していたり、商品への発生量の表示は、あるものとないものがあるとの回答等があった。一方、マイナスイオンについて学識経験者の意見を聞いたところ、「マイナスイオンと人体への因果関係は十分に究明されていないので検証は困難」との意見もあった。

マイナスイオンを謳った商品の実態
-消費者及び事業者へのアンケート、学識経験者の意見を踏まえて-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20030905_2.html

スポンサーリンク
森羅万象
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ゴリムーチョ
タイトルとURLをコピーしました